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熊本国際漫画祭 授賞式&北条司トークショーを行いました

4月15~16日に熊本の鶴屋百貨店にて開催された「熊本国際漫画祭」にお越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

16日(日)にはサイレントマンガ授賞式イベントとして北条司と堀江信彦のトークショーが行われ、多くのファン・学生の方にご参加いただきました。

オープニングでは『シティーハンター』最終回のモーションコミックが特別に上映され、会場を盛り上げます。そこからは漫画家と編集者の視点で北条司の過去作品を振り返りながらトークを進め、ものづくりの現場を語っていきました。

目玉は、今回のキービジュアルの執筆を数日間にわたり定点カメラで撮影したメイキング動画。丁寧に細密に描かれる北条司の筆づかいに、会場からはため息が聞こえます。「北条先生はペンを入れるごとにうまくなる」と、堀江も初めて見る映像に称賛の声を贈りました。

 

続いて、サイレントマンガ授賞式が執り行われました。今回の「熊本国際漫画祭」では「世界中から熊本に笑顔を届けよう」と笑顔をテーマにしたサイレントマンガとイラストを募集。わずか2か月間の応募で、39の国と地域から209のサイレントマンガと、59の国から551のイラストが届きました。

受賞作品はこちらからご覧いただけます。

ベトナム・ロシア・イタリア・インドネシアから受賞者が来日し、受賞の喜びを笑顔で語りました。グランプリに輝いたのは、ベトナムのザバニア&ナットリンさんの『キャットメラ』。鶴屋百貨店の久我社長もプレゼンターとして登壇しました。

また、今回ご協賛をいただいた崇城大学賞はイタリアのダ・ホソイさんの『いつも隣に』が受賞しました。

審査員を務めた次原隆二は「今回は彼らなりに一生懸命熊本のことを調べて熊本の皆さんを喜ばせたいという気持ちで描いてくれました。実はそれは、漫画を描く上で一番大切なことです。このテーマがきっかけで、描き手の皆さんにも力がついてきたのではないかと思います」とコメント。

同じく審査員の北条司は「これまでの審査の中でもこんなに難しい審査はなかった。受賞作品はほんの一部で、熊本のことを思って描いた外国の方は、世界中にたくさんいます。熊本の皆さんに対する気持ちにあふれた、いい作品ばかりでした」と称賛しました。

 

受賞された皆さま、本当におめでとうございます!
そして、熊本国際漫画祭のために特別に制作されたサイレントマンガ特別撮り下ろし実写ショートムービーも会場で初お披露目。こちらは、歴代受賞の2作品が原作となっております。モーションコミックス→実写ムービーの順に上映され、サイレントマンガが映像・音楽の一流クリエイターや俳優たちによって素晴らしい映像コンテンツになることを体感しました。

いずれもこちらのページにて公開しております!

なんと、兄弟初共演で話題となった『笑顔をつくろう』に出演した加藤憲史郎くんが、真島ヒロシ監督とサプライズゲストで登壇!お兄さんの加藤清史郎くんがいっしょだったので「緊張したけど心強かった」と話しました。愛らしい表情に、会場の雰囲気が和やかに。

もうひとつの実写作品 『30分30秒のおくりもの – Thirty and a Half minutes – 』の内山雄人監督も登場し「表情だけで語ることはある意味実験的で、出演者もわくわくしながら撮影していました。スタッフ全員が言葉がいらない=世界中に広げていけるサイレントマンガに可能性を感じています」とコメントをいただきました。

実写ムービーを制作した意図として堀江は「動画を作りたかった手塚治虫先生は動画のコンテを原稿用紙に描きました。それが今の漫画へと発展していきます。だから漫画というのはもともと映像と相性がいい。漫画は「one pen, one paper」があれば世界中の誰でも描けます。漫画は0を1にすることが得意。それを監督、役者の方、音楽が1を10にも100にもしてくれる。そして、皆さんを感動させる。こんな風にサイレントマンガは発展していくのだと、皆さんにお見せしたかったのです」と語りました。

会場内へご案内できなかったご来場者の皆さま、申し訳ございませんでした。少しでも、当日の雰囲気をお伝えできていれば幸いです。
大好評のうちに閉幕した熊本国際漫画祭ですが、受賞作品は阿蘇くまもと空港2階の出発ロビーにて一部を引き続き展示中です。今回の会期にお越しいただけなかった皆さま、ぜひ一度ご覧ください!