CEO INTERVIEW

社長インタビュー

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学び、育て、広げていく。
止まることを知らない、
“次の漫画”への挑戦。

THEME5

広がりゆくノース・スターズ・ピクチャーズが担う役割。
「電子書籍の波は、むしろ新しいチャンスだと思っている」

編集者の育成を含めて、漫画づくりに従事するコアミックス社に対して、ノース・スターズ・ピクチャーズ社には、どういった役割や目的があるのでしょうか。
堀江:そもそも漫画というものは、他メディアになりたがるという性質を持っています。映画やドラマにゲーム、アニメーション……、そういった派生をしていって、それがまた漫画の魅力になっていきます。それをビジネスにしていくために、機能を分けました。それがノース・スターズ・ピクチャーズです。
昨今、漫画を原作にしたドラマや映画が多くなって、それ自体が揶揄されがちな状況も見られますが、どうお考えでしょうか?
堀江:もともと手塚治虫先生は、動画のコンテを原稿用紙にレイアウトして、漫画にしていました。漫画は、はじめから動画のコンテとして成立するものです。だからドラマでも映画でも、漫画が原作になりやすいのは、当たり前の話だと思います。
社長インタビュー5
時代的に、紙のメディアが主流ではなくなってきています。そういう意味でもノース・スターズ・ピクチャーズ社の担う役割は大きくなっているのでは?
堀江:確かにインターネットが出てきてから紙のメディアは縮小傾向にありますが、電子書籍は伸びていて、漫画が占める割合も多いです。古くから漫画に携わってきた人は、紙が電子書籍に取って代わられることに対して抵抗感を示す人もいるようですが、僕はまったくそう思いません。むしろ新しいチャンスが来たと思っています。
チャンスですか?
堀江:例えば、電子書籍には「古い作品も、古い印象を与えない」というメリットがあります。紙の本だと20年前のものって古い感じがしますが、電子書籍だと古いものも新しいものも一緒です。また、時代的にも今の人間の感性って60歳も20歳も、それほど変わらないのではないかと思うんです。
確かに昔と比べるとそうかもしれません。
堀江:僕は今62歳ですが、娘が好きなものは僕も好きだし、僕が好むものは娘も好んでいます。例えば音楽だって、ロックも聴くし、レゲエもラップも聴きます。世代的な違いはどんどんなくなっている気がします。僕が若いころは、ロックを聴いていましたが、父は演歌どころか、浪花節を聴いていました(笑)。こうなると意志の疎通は難しいですよね。でも今はそうじゃない。だから今後も、漫画はどんどん電子メディアに馴染んでいくし、チャンスは広がっていくと考えています。